テレビニュースに予定されていた建設自動化のトピックを飛ばしたのは誰?
安室奈美恵の引退発表
9月20日のNHKニュースチェック11のなかで、建設業の自動化やロボット化を取材したニュースが放送される予定でした。
ヘッドラインに表示されているものの、結局、その話題には移りませんでした。
なにか、緊急ニュースが入ったっけ?
あぁ、安室奈美恵の引退発表だ。
テレビが職場に来ると
新しい技術開発をやっていると、ときどき新聞やテレビに発表することがあります。
一般紙が掲載するほどの技術開発ネタは多くはありませんが、業界紙とか日刊工業新聞とかには、技術開発ネタの記事はよく掲載されます。自分の名前や研究開発成果が掲載されると嬉しいものです。
しかし、テレビが職場に入ってくると、ちょっとワクワク度が違います。
研究開発を進めているリーダーはカメラの前でインタビューを受けることもあります。どのくらい使われているのか、ドキドキしながら、夜のニュースを待つのです。
しかし、うっかりFacebookで自慢げに「夕方の4チャンネルのニュースで何かが起きる!」なんて書き込んだりすると、思いっきりカットされて、恥ずかしい思いをすることにもなりかねません。
撮影を遠巻きに見るのも、ちょっと非日常が目の前に現れて、ついつい浮足立ってしまいます。いつもテレビの中でみるアナウンサーが、自分の職場にいるなんて、なかなかありませんからね。
ミーハーな人は広報部へ?
当然、新聞やテレビとの交渉窓口になるのは広報部です。また、報道機関だけでなく、著名人や政治家が視察に来るときも広報部が対応することが多いでしょう。訪問者によっては、担当の営業マンが中心になって案内することもあるでしょうけど、やっぱり広報は手慣れていますからね。
なので、有名人とお近づきになりたいなら、広報部に異動を願いましょう。
いや、やっぱり、広報部に行っても、有名人とお友達になることなんて、まず間違いなく、無いでしょう。
有名人とお友達になりたかったら、自分が有名になって、向こうから面会にくるようにするほうが早道です。(多分)
研究開発は、けっこう狭い分野での競争ですから、頑張って極めれば、そのスジで一番の専門家になれますよ。そのうち、テレビの特別番組のゲストやコメンテーターになることも夢じゃないですよ。
「夢なんて見るもんじゃない。語るもんじゃない。叶えるものだから。」