金沢に行くために建築学会2019年の年次大会(北陸)に論文を投稿しようか

今年も建築学会の大会の論文投稿の時期が近づいてきました。みなさんは投稿しますか?

建築学会 今年は北陸・金沢

前回の建築学会の北陸大会は、2010年でした。

あれから9年も経つんですね。

前回の北陸での大会は富山市でした。

当時は、北陸新幹線が開通していなかったので、在来線を乗り継いで、ちょっとした旅行でした。もちろん空路はあったのですが、会社の予算を使うのを遠慮したとか、仕事を調整して参加日程を決めたのが遅かったとかで、電車になったわけです。

富山市は、建築や都市計画の分野に人には「コンパクトシティ」として、よく知られています。飛行機の予約が取れなかった以上に、ホテルが取れませんでした。結局、電車で30分くらい離れた町に宿泊しました。

金沢は大きな町ですね。

おそらく宿泊場所に困ることはないと思います。でも、建築学会大会は研究者ら10,000人が数日間にわたって集まる巨大イベントですから、気をつけなくてはなりませんよ。

論文投稿がチケット

企業のひとが建築学会の大会に公費で参加するためには、論文投稿が条件になっているところが多いようです。大手ゼネコンの人はそう言ってました。最近の大手ゼネコンは空前の利益をたたき出していますから、そんな条件はないのかな?

ご存知ないひとのために書いておくと、論文は1編あたり2ページなので、ボリューム的にはそう大変なものではありません。1年間の研究開発をまとめるわけですから、むしろ少ないくらいです。数編を連続発表にして、1セッションをジャックしてしまうくらいの発表もあります。

わたしは、そうですね、3編くらいの連続発表に加わったことがあります。楽して、一度に3編の実績が積みあがることになります。研究チームの誰かが執筆して、自分の名前を連名で掲載してもらえば、会社に対して大会参加の口実になるかと思えば、会社によって「自分が発表する(第一著者である)」ことが条件だったりします。

やっぱり観光 ただし周りに気を配るべし

建築学会は研究者や技術者の成果発表ではありますが、一方で会社や大学の費用を使って、堂々と旅行をする機会でもあります。

大会をちょっと抜け出して、観光地に行ったところ、上司がブラブラ歩いているのを見つけて、思わず隠れたりすることもあります。

上司に見られるのが気まずいのか、上司がサボっているのを見たことを知られるのが気まずいのか。。。心配なひとは変装用具をカバンに忍ばせておきましょう。

前回の北陸大会のときは、私は富山から足を延ばして、高岡市や金沢市に行きました。建築を学んだ人はこんなところに行くんじゃないでしょうか。

  • 瑞龍寺 高岡市にある国宝。庭と回廊が特徴的です。高岡駅から歩いて行けます。
  • 金沢21世紀美術館 楽しい美術館です。建築をやっている人なら、みなさん知ってますよね。
  • 兼六園 金沢21世紀美術館のすぐそばの、日本を代表する庭園ですね。

金沢駅も特徴的です。そこからバスを使って美術館と兼六園に向かったのですが、車窓から上司が歩いている姿を見つけました。明らかに、むこうもサボっているし、兼六園の方向に向かっている。まさか私に見られているとも知らないで(笑)。

(後日、職場で顔を合わせたときも、特に触れずにおきました。社会人のマナーです)

美術館とか兼六園を堪能しているところを、遅れて到着した上司に見られたらどうしようとか考えたりもしましたが、幸い私のほうは見られませんでした。後日、職場で会った時も何も言われませんでしたからね。

会場は、不断の教育改革を進めた金沢工業大学

会場となる金沢工業大学は教育改革に取り組んで成功した大学です。よくぞここまで学生のために教職員が身を削ることができるなと感心するほどです。

前の学長、石川氏の教育改革に関する講演を聞いたことがありますので、このあたりはまたの機会にご報告しましょう。

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