ゼネコンの役員報酬-スーパーゼネコン大林組も減少

なにかと話題の大林組。でもこのサイトではスキャンダルは扱いません。平成31年3月期と平成30年3月期で、役員報酬をくらべてみました。

取締役の役員報酬

それでは、さっそく一昨年(平成29年)3月期の有価証券報告書から、取締役(社外取締役を除く)の役員報酬を見てみましょう。

報酬等の総額 546(百万円)

内訳は、基本報酬 516(百万円)、業績連動型株式報酬 29(百万円)となっていました。平均すると一人当たり 5,460万円というわけです。

それが、昨年(平成30年)3月期では、

報酬等の総額 509(百万円)

内訳は、基本報酬 509(百万円)、業績連動型株式報酬 0(百万円)となっています。

取締役は10人なので、平均すると一人あたり 5,090万円ということになります。昨年と比べると、ひと回り減ってしまいました。社長、会長の報酬も1億円は超えていません。

ふーん、そんなものですか。

清水建設(平均一人あたり 4,954万円)よりはわずかに高いという程度です。中間管理職が年収1,000万円を超えていることを考えると、決して高いとは言えませんよね。 よね?

今年も決算期を迎えました。6月末には今期の有価証券報告書が出てきます。

ネットニュースが騒ぐような不埒な話題は業績にはさほど影響はないでしょうが、1月からの営業停止の影響はどうでしょうか。注目しておきたいと思います。

でも、忘れないでください。

このサイトは、技術を扱うのが本業ですからね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする